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改良型胸水・腹水濾過濃縮再静注法（KM-CART）について
対象：癌や肝硬変に伴う多量の胸水・腹水が貯留して腹部膨満、呼吸苦などの諸症状がある患者様
CART(Cell-free and Concentrated Ascites Reinfusion Therapy)とは
腹水（胸水）濾過濃縮再静注法のことで、肝硬変やがんなどで貯まった腹水（又は胸水）をろ過濃縮し、アルブミンなどの有効タンパク成分を回収する治療法です。
従来のCARTとKM-CARTのちがい
従来のCART
副作用が強く効果に乏しい。
細胞や粘膜成分の多いがん性腹水では、2リットル以上の腹水の処理が困難。
KM-CART
10リットル以上の腹水であってもほぼ全量の腹水を抜くことが可能。
抜いた全ての腹水を濾過濃縮し、必要な成分にのみ体内に戻すことが可能。
KM-CARTの方法と手順について
1．（胸）腹水穿刺と貯留
超音波で安全確認をし、針を刺して管を挿入し貯まっている水を貯留バッグに取り出す
2．ろ過濃縮する
腹水をフィルターにかけて濾過濃縮する
3．処理水を戻す
KM-CART システムについて
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